気になる紫外線をカットする!窓ガラスの対策と方法を徹底解説!

紫外線はお肌の大敵といわれ、皮膚がんのリスクやお肌のトラブルに影響する厄介な存在です。

家の中でも窓から差し込む紫外線は、一年中降り注いでいます。

カーテンやブラインドを閉めずに窓からの光は取り入れたいですよね。

今回は明るい室内で紫外線をカットできる方法とは、どのような対策をすれば良いのか解説します。

そもそも紫外線とは?

人体の皮膚に悪い影響を与える紫外線とは、一体どのようなものなのでしょうか。

紫外線は大きく分けて以下の3つに分類できます。

●     UV-A

●     UV-B

●     UV-C

それぞれが与える影響を詳しくみていきましょう。

UV-A

UV-Aは肌の表皮を突き進み真皮にまで到達する紫外線です。

UV-Aは波長が長いため、じわじわと肌の奥深くまで浸透していきます。そして、真皮にあるコラーゲンを破壊、シミ、シワ、たるみなど老化の原因になるといわれています。

また、UV-Aはガラスを通過するため直接あたると肌にダメージを与えてしまいます。近年の研究でシミやシワの原因になっていることが明らかになっています。

 

UV-B

UV-Bは主に表皮を赤くさせて炎症を引き起こすなどの悪影響がある紫外線です。

表皮に存在するDNAや細胞膜を破壊し、表皮にやけどや炎症といった皮膚のトラブルを起こします。そしてメラニン色素を増加させ日焼けによるシミやそばかすを発症する原因となります。

日焼けによる肌の赤みや水ぶくれができるのはこのUV-Bの影響なのです。UV-Bは、地上に届く紫外線総量の10%にも満たないのですが、人体に与える影響はUV-Aより強く有害性はUV-Aの600〜1000倍近いといわれています。

UV-C

UV-Cは波長が短く最も強いエネルギーを持っていると言われている紫外線です。

そのほとんどが大気圏のオゾン層で吸収されるため地上まで届くことはないといわれています。しかし、近年の地球環境からオゾン層の破壊によって、その危険性が危惧されているところです。

窓の紫外線カットに効果はある?

ここからは、窓の紫外線カットには本当に効果はあるのか?を解説していきます。

そもそも、人が日焼けするのは屋外だけではありません。部屋の中にいても窓から紫外線が差し込み日焼けをしてしまいます。

紫外線の中でもUV-Aは最も波長が長く窓ガラスを通過するため、部屋の中でも気をゆるすことができないのです。それだけではなく皮膚の奥深くまで浸透してしまうことから、シミやシワの原因になるので注意が必要です。

他には、紫外線は人体に影響するだけではなく、カーテンやソファなど家具の日焼けにも影響を及ぼします。

窓からの紫外線をカットすることは、これらの問題を解決する意味でも必要不可欠でしょう。

紫外線カット対策におすすめの方法

窓からの紫外線をカットするための対策に、おすすめの方法をいくつか紹介します。

方法1 :窓ガラスの交換

窓ガラスの交換は紫外線対策に有効な方法です。

窓ガラスにはさまざまな機能がありますが、紫外線カットの効果がある窓ガラスは人気があり日焼け対策として採用されています。

窓ガラスの種類は大きく分けると以下の4種類に分類できます。

種類 効果
単板ガラス 1枚ガラスで紫外線はほぼ透過してしまい、断熱効果も低い。
複層ガラス 複層ガラスは2枚ガラスで間に空気層があることで断熱効果があり、紫外線のカット率は43%です。
Low-E複層ガラス 複層ガラスに金属の層を作っているため断熱効果が高く、紫外線のカット率は76%です。
防犯合わせ複層ガラス ガラスに厚みを持たせた防犯性の高いガラスで、紫外線カット率は99%です。

上記のように、ガラスの交換と言っても多くの種類があります。

それぞれの特徴を理解するためには、専門業者へ相談してみることをおすすめします。

方法2:カーテンの交換

カーテンやロールスクリーンなどUVカット仕様の製品に交換するという方法です。

カーテンでも閉めている間、紫外線はカットが可能です。しかし、日中閉めておくのは現実的ではない場合もあるため注意しましょう。

交換後の使用方法とメリットを見極めてからの導入をおすすめします。

方法3:簾(すだれ)やよしず

窓ガラスの外側に簾(すだれ)やよしずを設置して紫外線をカットする方法です。

昔ながらの暑さ対策で日射を遮るため暑さを軽減することができます。しかし、明るさも遮るためどうしても部屋の中が暗くなってしまうことがデメリットです。

方法4:紫外線(UV)カットフィルム

続いて、紫外線(UV)カットフィルムを貼る方法です。

高額なガラスの交換より、リーズナブルな価格で紫外線がカットできる方法が紫外線カットフィルムのでしょう。明るさを維持して、紫外線をカットさせられるのは紫外線(UV)カットフィルムだけではないでしょうか。

紫外線カットフィルムは器用な方であれば小窓程度なら施工することはできますが、大きな窓ガラスへの施工は難しいので、窓ガラスフィルム専門業者に依頼することをおすすめします。管理会社や工務店などに依頼しても専門業者に外注して依頼することがほとんどなので、専門業者への直接依頼がお得です。

窓ガラスフィルム専門業者に依頼する場合、窓ガラスフィルム施工の国家資格である、ガラス用フィルム技能士資格を保有しているか、十分な施工実績があるかを確認して依頼するようにしましょう。

まとめ:窓を紫外線カットするならまずは自動見積もりを!

窓ガラスの紫外線をカットするための対策と方法を解説してきました。

紫外線をカットする方法を見ていくと、ガラスの交換は多くのコストがかかることがわかります。また、カーテンや簾など紫外線はカットすることが可能でも部屋の明るさを保つことは不可能です。

室内でも日焼けからお肌を守るために、明るさを保てる紫外線カットフィルムを窓に施工してみてはいかがでしょうか。

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窓ガラスフィルム施工専門店WindWIth(ウインドウィズ)は、日本ガラスフィルム工事業協会会員3X(スリーエックス)が運営する個人・小規模法人向けの窓ガラスフィルム施工サービス。国家資格者(ガラス用フィルム技能士)が窓ガラスやフィルムの事などを、プロの目線で詳しく解説しています。

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